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北朝鮮ミサイルと自民党政権の関係あれこれ

北朝鮮ミサイルと自民党政権の関係あれこれ


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北朝鮮からのミサイルを、やはり自民党政権は何も怖がっていない(つまり日本を狙っているわけではないことがわかっている)のでは?ということが、ある意味明らかになったともいえるニュースがあります。
 
今回はそのニュースと、過去のミサイル数の不思議なところを紹介して終わります。
 

ミサイルが飛翔中とわかっていても私用を優先した岸田文雄首相

弾道ミサイル飛翔中に通院、岸田首相「対応に支障はなかった」と説明 [岸田政権]:朝日新聞デジタル (asahi.com)
 
ミサイルは18日午後5時21分ごろ、北朝鮮から発射された。首相は病院に入る直前に報告を受けた。国民への迅速な情報提供などを指示した後、1週間前に受けた鼻の手術の経過観察と処置のため、同41分に病院に入った。ミサイルは約66分間飛び、午後6時27分ごろ、日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下した。首相は同29分に治療を終えて病院を出発し、同49分に首相官邸に戻った。
 
2023.02.20 朝日新聞デジタル
 
まさに治療中だったならば仕方ありません。ですが、「入る前に」聞かされていたにもかかわらず、自分の治療を優先したということになります。このことからも、「日本にミサイルは落ちない」とわかっているということでしょう。
 
擁護者が湧いていますが、本当に危機感を抱いている人の行動ではないですよね。いえ、さすがに官邸に戻れとまでは言いません。ですが、いくつかのニュースを読みましたが、「軌道確認」、つまりミサイルが「日本には落ちない・落ちる恐れはない」ことを確認した形跡はありませんでした。(おそらくそんな確認すらしていないでしょう。)
 
このことからしても、そんなことをわざわざ確認するまでもなく、「日本に落ちることはない」ことを確信していたことがわかると言ってもいいのではないでしょうか。
 
なぜ、このような穿った見方をするのか?というのは、これから紹介する記事から来ています。
 
 

北朝鮮ミサイルの資源は日本も大きく関係している

北朝鮮はミサイルの資源を一体どこから調達しているのでしょうか?国民から搾取しているのもありますが、実は日本も関わっているとされています。
 
 
米国防総省の情報局が調査したところ、統一教会(世界平和統一家庭連合)から北朝鮮へ、4,500億円ものの資金送っていることが判明しています。以下、該当箇所を引用します。全文はリンク先から是非。
〈ペンタゴン文書入手〉北朝鮮ミサイル開発を支える統一教会マネー4500億円 | 文春オンライン (bunshun.jp)
 
米国防総省(ペンタゴン)情報局(DIA)は、統一教会が4500億円もの巨額の資金を北朝鮮に送金していたとの情報を掴んでいたことが、「文藝春秋」の調査で判明した。
 
(中略)
 
「日本から北朝鮮に直接送金したら、大変なことになります。日朝の外交関係は緊迫しているので。まず韓国に送金し、韓国でマネーロンダリングをした後に香港に送る。さらに香港から平壌に送金される。これが基本的な流れです」
 
また、柳錫氏が別の元統一教会関係者から入手した資料には、教会が北朝鮮に送金した金額が具体的に記録されていた。統一教会日本本部運営局の2007年の資料を見ると、教会の関連団体を通じて、毎月4000万円から4800万円の資金が北朝鮮に定期的に送金されたと記されている。
 
(中略)
 
この多額の提供資金の使途について、統一教会の元幹部級関係者が指摘する。
「4500億円の相当部分が軍事関連に費消されたと思います。当時、教会内部でも幹部の間でそのような観測が出ていましたから」(後略)
 
2022/12/08 文藝春秋
 
 統一教会の資金源の7割は日本からとのことです。1990年代後半~2000年代初頭は、日本から統一教会へは「毎年1,000億円」だったそうですよ。そこからさらに北朝鮮へ流れていたということです。
 
 
また、そんな統一教会とズブズブの関係にあるのが自民党です。
 
 

北朝鮮からのミサイルが増えたのはいつ?

2月15日の国会中継にて、下記のパネルが出ましたので、スクショを載せます。(パネル作成・発表は大西健介議員)
 
 
 
ちなみにミサイルがたくさん撃ち込まれるきっかけとなっている2014年というのは、安倍内閣で集団的自衛権が閣議決定を強行した年です。
 
※集団的自衛権とは?
自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもって阻止する権利のこと。
 
よって、現在の「先制攻撃ができるようにするために軍拡」へ大きく舵を切った年だとも言えるでしょう。そりゃ、緊張感も高まりますよね。
 

ミサイルのタイミングを分析

安倍政権時の内訳をみて、2015年は1回だけだし、2018年に限っては0回じゃないか!と思う方もいると思います。

実は、国政選挙の有無と・・・・・?

  • 2014年(6回11発):衆議院選挙、集団的自衛権を強行容認
  • 2015年(1回2発):(政権に影響のある選挙無し・公職選挙法改正、選挙権18歳から)
  • 2016年(15回23発):参議院選挙
  • 2017年(14回17発):衆議院選挙、森友問題発覚、加計問題発覚、共謀罪成立
  • 2018年(0回):(政権に影響を与える選挙無し)
  • 2019年(13回25発):参議院選挙、桜を見る会問題発覚
  • 2020年9月16日まで(4回8発):コロナ対応策、桜問題、河合夫妻逮捕問題で国会紛糾
このように、国政選挙がある時期で、安倍晋三氏がなにかしらで窮地に陥りそうになったり、押し通したい法律があるタイミングでミサイルが撃たれることも多いというなんとも不思議なことが起きています。

安倍晋三氏と蜜月関係にあった統一教会の多大な資金提供を考えると、実は、自民党の間では北朝鮮がミサイルを撃つタイミングを把握しているというのも意外と合っているかもしれませんね。

岸田政権も見てみると、33回(少なくとも59発)もある2022年には参議院議員選挙がありました。また、後半はご存知のとおり、防衛費増額を打ち出してきた時期です。
 
 
それはさておいても、北朝鮮のミサイルは軌道上から考えても「日本を狙っているものではない」ことはわかっています。それでも国民の不安を煽る自民党政治。そして軍拡を叫ぶ。

何が何でも戦争できる国にしたい自民党からしたら、北朝鮮からのミサイルは、実は大歓迎なのだろうということは察することができるのではないでしょうか。

■オマケ:北朝鮮の核実験のタイミング

2006年10月9日⇒安倍内閣(2006年9月26日から)
2009年5月25日⇒麻生内閣
2013年2月12日⇒安倍内閣
2016年1月6日⇒安倍内閣
2016年9月9日⇒安倍内閣
2017年9月3日⇒安倍内閣

尖閣問題も自民党政権から急増している

 もうひとつパネルを紹介します。(こちらも大西健介議員によるもの)
中国からの船舶に関しても、安倍晋三政権になってから急増しているのがわかるグラフです。
 
 
 
 このように、安倍内閣が周辺の緊張を高めたという見方もできます。
 

あとがき

安倍晋三氏や岸田文雄氏が、実はミサイルを飛ばすように頼んでいる…なんてこともまことしやかに囁かれていますが、さすがに想像の域を出ませんので、それはさておいて。

(とはいえ、ミサイルの資金源に日本も大きく貢献していますし、自民党政権は統一教会とズブズブなのは紛う方なき事実ですが)

タイミングからしても、集団的自衛権が一番のきっかけだろうと思います。

仮にそうではなかったとしても、それならそれで、明らかに「外交の失敗」だと言えるのではないでしょうか。ここまで激増のタイミングがわかりやすいのですから。

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