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日常でよくある心理効果3選⑥【心理学】

日常でよくある心理効果3選⑥【心理学】


どうもこんにちは、ユーリです。


今回も、日常でみられやすい心理効果を3つほど紹介いたしますので、よかったら最後まで読んでいってください!

その中で、何か一つでも参考になるものがあると幸いです。


では行きましょう!!






【ウェルテル効果】
ウェルテル効果(Werther Effect)は、特に自殺行為に関連して、メディア報道が模倣自殺を引き起こす可能性があるという現象を指します。この効果は、メディアによって報じられた自殺の事例が、同様の状況にある他の人々に自殺行為を模倣するよう促すことを示唆しています。

この用語は、1774年にヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテが発表した小説『若きウェルテルの悩み』に由来します。この小説の公開後、主人公ウェルテルが自殺する方法を模倣した若者たちによる自殺が欧州各地で報告されました。

自殺が連鎖している感じがして怖いですね。


ウェルテル効果は、社会学者デイヴィッド・フィリップスによって1974年に初めて科学的に記述されました。フィリップスは、自殺に関するメディア報道が増えると、その後に自殺率が統計的に有意に上昇することを発見しました。

彼の研究は、公衆の間での自殺方法や自殺に対する態度が、報道を通じて影響を受ける可能性があることを示唆しています。


つまり、人々は自殺に関する情報が入ると、それだけそれらの人々が影響を受けてしまうのですね。


メディアは公衆に情報を提供する重要な役割を果たしますが、自殺報道においては、特定の方法、理由、または自殺者の詳細を詳細に伝えることが、特に脆弱な個人に対してネガティブな影響を及ぼす可能性があるとされています。

このような報道は、自殺を考えている人々に特定の方法を示唆したり、自殺をロマンチックあるいは解決策として描いたりすることがあります。


どのような形にしても、精神的に弱った人々にはセンシティブな情報であり、影響を受けてしまうということですね。


ウェルテル効果に対処するために、多くの国ではメディアが自殺を報道する際に従うべきガイドラインを開発しています。

これらのガイドラインは、自殺方法や自殺を実行した個人の詳細を具体的に報じることを避け、代わりに危機介入のリソースや自殺予防の支援サービスの情報を提供することを推奨しています。目的は、自殺を防ぐための正の影響を促進し、自殺行為の模倣を防ぐことです。


ウェルテル効果は、メディアが社会に与える影響の強さと、特に脆弱な個人を保護するために責任ある報道がいかに重要であるかを示しています。自殺予防においては、メディアが情報を伝える方法が、自殺のリスクを減少させるか、または増加させるかに直接的な影響を与える可能性があるため、注意深く考慮する必要があります。


人々の命に関わることなので、慎重に対処する必要があるということですね。






【初頭効果】
初頭効果(Primacy effect)は、心理学における認知バイアスの一つで、人々が提示された情報の最初の部分を後の部分よりもよく覚える傾向を指します。

この効果は、情報を記憶に保持しやすくする序列位置効果(serial position effect)の一部であり、情報の最後の部分をよく覚える傾向である新近効果(recency effect)と対をなします。

初頭効果と親近効果はセットで覚えるとわかりやすいですよね。


初頭効果は、情報処理過程における注意の配分に関連しています。情報が提示され始めたとき、注意力が最も高い状態にあるため、最初に提示された情報が最も効果的に処理され、長期記憶に移行しやすくなります。その結果、この情報は後になってから思い出す際にも、よりアクセスしやすくなります。

ちなみに、親近効果はその逆ですよね。


初頭効果は、様々な実験によって実証されています。例えば、被験者に一連の単語や名前、あるいは概念を一度に提示し、その後でどれだけ多くを覚えているかをテストすると、リストの最初の部分にある項目が最もよく覚えられていることが一般的です。


初頭効果は、教育、マーケティング、政治、司法など、多くの分野での意思決定や態度形成に影響を及ぼします。例えば、授業やプレゼンテーションでは、最も重要な情報を冒頭に置くことで、聴衆がその情報をより記憶しやすくなります。

同様に、製品や候補者を宣伝する際には、最初の印象が消費者や有権者の評価に大きな影響を与える可能性があります。

こういう効果を利用して、商売でも活用されています。


初頭効果を認識し、それに対処するためには、情報を提示する順序を慎重に考慮することが重要です。例えば、教育者は重要な概念をレクチャーの初めに紹介し、その後で補足情報を提供することができます。

また、情報の提示を計画する際には、聴衆の注意を引き直すための戦略を定期的に取り入れることも効果的です。


初頭効果は、情報がどのように処理され、記憶されるかに大きな影響を与えます。情報を伝えたり、学んだりする際には、この認知バイアスを理解し、適切に対処することが、効果的なコミュニケーションと学習の鍵となります。







【メラビアンの法則】
メラビアンの法則は、コミュニケーションの理解において、非言語的要素が言語的要素よりも重要であることを示す心理学の理論です。この法則は、アルバート・メラビアンによって1970年代に提唱されました。

メラビアンの研究は、特に感情的なコミュニケーションや態度の伝達に関して、非言語的手段—すなわち、身振りや表情、声のトーンなど―がどのように重要な役割を果たすかに焦点を当てています。

感情を伝える際には、言語的手段だけでなく、非言語的手段が大きな影響を与えているかもしれませんね。


メラビアンの法則はしばしば「7%-38%-55%のルール」として紹介されます。これは、コミュニケーションにおける言葉(言語的内容)が7%、声のトーン(声の質)が38%、そして非言語的要素(身振りや表情)が55%の割合で感情や態度を伝達する上での影響力を持つという理論です。


メラビアンの法則は、二つの関連する研究に基づいています。最初の研究では、参加者が一つの単語を異なる声のトーンで発言し、その単語の感情的な意味を評価するよう求められました。

二番目の研究では、参加者に対して、言葉の意味と声のトーンが一致しない時、どの要素がより信頼できる情報源となるかを判断してもらいました。この研究から、非言語的要素が言葉自体よりも強い影響を与えることが示されました。

つまり、言葉自体よりも身振りや表情、声のトーンなどの方が強い影響を与えるということですね。


メラビアンの法則は、その適用範囲についてしばしば誤解されがちです。メラビアン自身も指摘しているように、この法則は特定の条件—すなわち、コミュニケーターの感情や態度が矛盾している場合—に限定されます。全てのコミュニケーションシーンや情報の種類にこの割合が適用されるわけではありません。


メラビアンの法則は、特にプレゼンテーションや公共の演説、対人関係のコミュニケーションスキルの訓練において有用です。
この法則は、言葉を超えてメッセージを伝えるために非言語的要素の意識的な使用の重要性を強調しています。たとえば、信頼性を高めるためには、言葉、声のトーン、身体言語が一致していることが重要です。

スピーチやプレゼンテーションを行う際には、内容よりも非言語的要素の方が大切だということですね。外国の方のスピーチやプレゼンテーションを見るとわかりやすいですよね。


メラビアンの法則は、コミュニケーションにおける非言語的要素の重要性を示していますが、その適用は感情や態度の伝達に限定されることを理解することが重要です。この理論は、効果的なコミュニケーションスキルを磨く際の有用な理論となっています。




というわけで、今回も日常でよくある心理効果3選!を紹介しましたが、いかがでしたか?
まだまだ日常生活の中で意識しないと気づけない、心理効果はたくさんあるので、これからも紹介していきたいと思います。


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