メイン画像

海外移住したい⑤ 東南アジアのリタイアメントビザ比較

海外移住したい⑤ 東南アジアのリタイアメントビザ比較


東南アジアの国別の各種ビザを調べることにし(海外移住したい④ 移住できる国はビザ要件で決まる)、可能な限り調査しました。

私が調べた範囲での「シニア向けで、就労可能な東南アジアのビザ」です。

2023年初めに調べた内容で、不明確な部分もあります。また、ビザは要件が頻繁に変わりますので最終的にはご自身でご確認ください。

国(ビザの種類)

必要な費用

年齢

就労

期間

必要条件

フィリピン

(SRRV:Special Resident Retirees Visa.リタイヤメントビザ)

$2万(約280万円)の定期預金(返却してもらえる)

申請料:$1400(約20万円)

年会費:$360(約5万円)を毎年。

50歳以上

無限

ビザ申請期間中(30日以上、約1.5~2ヶ月)は、フィリピンから出国できない。

バリ島

(セカンドホーム)=当初のデジタルノマドビザ

20億ルピア($14万)(1800万円)以上の預金(インドネシアの銀行に)

申請手数料:300万ルピア(約3万円)

制限なし

(国外客とだけ)

5 or 10年

インドネシア国内人に商売をしてはならない。国外の客にリモートで仕事するのみOK

マレーシア

(ノマド)

   

最長2年

IT関係の仕事で、

年収$2.4万(約330万円)以上

フィリピン

(クウオータ<特別割当永住査証>)

預託金:$5万(約700万円)(引き出すこと可能)

申請費:$2-2.5万(約300万円)

(取得サポート費:200-300万円)

20歳以上

無限

ビザ申請期間中(30日以上)は、フィリピンから出国できない

フィリピン

(ASRV特別永住権)APECO

プロジェクト開発投資:$2万(約300万円)

新規登録手数料:約150万円

<これら計450万円は返却されない>

取得費:$240+$400(約9万円)

制限なし

無限(永住)


5日フィリピンに滞在

カンボジア

(CM2H)

$5万(約700万円)を寄付(返却されない)

$5万(約700万円)を不動産投資

ビザ発行:650万円

18歳以上

可?

10年。その後パスポート発行

 

ベトナム投資家ビザ(DTビザ)

30億VND(約1800万円)以上の出資

 

可?

3年

 

このようになりました。

マレーシアの退職者ビザとして有名なMM2H等は「就労不可」なビザであるため、今回は記載しませんでした。(MM2Hも2021年の要件改正(改悪)で、取得がかなり難しくなりましたが)

これらを比較し、総合的に考えて「フィリピン(SRRV:Special Resident Retirees Visa.リタイヤメントビザ)」の取得を考え始めました。(気が変わるかもしれませんが・・)

要件としては、ほかの国に比べてかなり緩いことが大きなメリットです。

ただ、「暮らしやすいか?」という事は、また別の問題ですのでこの点も考えていかなければなりません・・・

 

アカウントを作成 して、もっと沢山の記事を読みませんか?


この記事が気に入ったら Dr. かにーじゃ さんを応援しませんか?
メッセージを添えてチップを送ることができます。


この記事にコメントをしてみませんか?


海外移住に憧れていたアラフィフ医師です。
息子たちの不登校を経験し、教育に関する疑問も湧いてきました。
オーストラリア・ドイツに留学経験あり、海外の事について綴っています。

著者のデジタル名刺⇒https://www.handshakee.com/kaniggia