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1982年4月26日 「韓国・慶尚南道で警官が無差別殺人」

1982年4月26日 「韓国・慶尚南道で警官が無差別殺人」


1982年4月26日、大韓民国の慶尚南道の晋州市で、警察官の禹範坤が無差別殺人事件を引き起こしました。事件は夜から翌日朝にかけて発生し、57人が犠牲となりました。禹範坤は事件の最後に手榴弾で自殺を図りました。


禹範坤は、1945年に生まれ、1974年に警察官として勤務を開始しました。事件当時は、慶尚南道警察署に勤務していました。禹範坤は、事件の前に脅迫事件の容疑者を尋問していた際、容疑者が自殺を図った現場に居合わせました。この出来事がきっかけで、禹範坤は自分が精神的に追い詰められていると感じるようになりました。


事件当日、禹範坤は、拳銃や手榴弾を持って警察署を出ました。当初は、事件現場周辺で道路標識や自動車に拳銃を乱射するなどの行動をとっていましたが、やがて民家に侵入して住民を次々に射殺するようになりました。禹範坤は、自分が死に向かっていることを感じ、警察官や一般市民、女性、子供など、犠牲者の属性を問わず無差別に攻撃しました。


事件は、翌日の朝まで続きました。禹範坤は、手榴弾で自殺を図った際、自らの拳銃を放棄しており、拳銃での自殺を選ばなかったことが後に注目を集めました。


事件後、禹範坤の家族や周囲の人々は、謝罪や被害者への支援を行いました。また、事件の原因として、警察組織内での過剰なストレスや、心の病気などが取りざたされ、韓国社会に大きな衝撃を与えました。事件後、韓国政府は、警察官の精神面のケアなど、警察制度の改善を進めることとなりました。


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