月星と犬
月星と犬
昨日、事情があって、ご近所のワンちゃんを一日我が家でお預かりしました。
小柄なトイプードルで、とても人懐こく、近所の皆さんに可愛がられているワンちゃんです。
そのワンちゃんと、一日触れ合っていて思ったのですが、無条件に自分を信頼してくれて、全面的に大好きでいてくれる存在は、とても生きる力をくれますね。
ワンちゃんを「守ってあげたい!」と最初は感じていたのですが、逆に「こちらが助けられて、守られている」と感じました。
その子の温もりを感じながら、何度もありがとうを言っていたら、幸せな気持ちに(笑)
きっと小さいお子さんを育てている親御さんも、こういった気持ちになるのでしょうね。
しかし、人は誰もが自我というものを持つので、やっぱりどんな人のことも無条件で好きになってくれるといわけではありません。
人間関係が不得意な私は、辛い思いもたくさんしてきました。
思い出して、ふと寂しくなって、心がはらり。
そんな感情を抱えながら、外へウォーキングをしに行くと、夜空に満月に近い輝く月とひときわ明るい星が出ていました。
この写真の月は、昨日の月とは違うのですが(すみません、私の技術では、月はハードルが高すぎて💦写真を取れませんでした)、歩いていくにつれ、だんだんもや?に囲まれ、幻想的になっていきました。
「きれいだなぁ」と思わず、呟く私。
遠い宇宙にある月と星。
多分一生自分の足で、そこに立つことはない。
でも、私は確実にその月と星を見ている。
そのあまりの美しさと壮大さに、
「私がこだわっていることなんてちっぽけだなぁ。人を憎んだり、恨んだりなんて、自然の前でもどうでもよくなってしまう。こんな美しい景色を見られて、生まれてきて幸せだなぁ」
と思いました。
月星と犬。
大きなものと小さなもの。
遠いものと近いもの。
触れられないものと触れられるもの。
相反するようだけれど、どちらも大切なもので、私にとても素敵な感情をくれました。
人のことも、もっともっと好きになりたい、仲良くなりたいと思いながら、この記事を書いています。
最後まで、お読みくださりありがとうございました☆
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童話作家を目指している女性です。ゆったりと穏やかに、文章を綴っていきたいです。自作の童話も時々載せますので、よろしくお願いいたします。
言葉を話せないワンちゃんが、愛情を伝えてくれるって奇跡のようです。人は言葉があるのにすれ違ってしまうのに。綺麗なお月様をみると私も「綺麗~」と見とれています。(^^♪素敵な記事をありがとうございました!
33絵画インストラクター松本様
27目をキラキラさせて、しっぽをぶんぶんしながら、私にすり寄ってくるワンちゃんの愛情に癒されたことを思い出しつつ、松本様もコメントに「本当に奇跡だ」と思いました。人は相手の欠点も見えやすい生き物だから、言葉が通じてもすれ違ってしまうのでしょうか。度量深くなりたいものです。お月様の輝き、見とれてしまいますね✨こちらこそ、素敵なコメントをありがとうございました!
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