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【第4話】パニック障害発症~母ちゃんはキュウリが切れない~

【第4話】パニック障害発症~母ちゃんはキュウリが切れない~


「同じクラスの先生と上手くやっていきたい!!」
という思いはあるものの、
他の先生の陰口や噂話に乗れない母ちゃん。
おそらく表情にも、
「こんな話ばっかり、やめて欲しいなぁ」
って思いが出ちゃってたんだと思う。
そういうのって伝わっちゃうからさ…。やっぱり上手くいくはずなくて。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: gossip_girls.png

だんだん仕事上の雰囲気も悪くなっていった( ;∀;)
「これって〇〇ですか?」と母ちゃんが聞くと、
「こう言っちゃ悪いけど、子育てしてきて分からないの?」
なんて返答が返ってくるようにまで…。
ヒョ・ヒョエー((+_+))
それで、聞かなきゃいけない事も聞きにくい雰囲気になり、
結果悪循環。

でもね、こうやって書くとその相手の先生が悪く見えちゃうけど、
大勢の子供達を限られた人数の先生で見なきゃいけない訳で、
特に低年齢の子供達はどれだけ気を張っていても、身体が未発達で怪我に繋がってしまう
そんな中経験もない私が入った事でその先生にもかなりの負担をかけてた訳なんだよ。
上手く動けない私を必死にその先生は仕事面でフォローしてくれていたんです。

それでもやっぱり母ちゃんは精神的に辛かったけどね( ;∀;)
えぇ。ハイ。

6月頃から、
母ちゃんは出勤前に毎日下痢をするようになった。
トイレに入るとお腹が痛くてなかなか出てこれない。
そして、ご飯を食べると何故かダラダラ汗が出る
家でゆったりしている時間でも心臓がドキドキした。
「なんか、私、変かも。」

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病院にもいくつか行った。
下痢は「過敏性腸症候群」と言われ、
心臓のドキドキや発汗は「自律神経の乱れ」と診断された。

ヒョロ長父ちゃんは、
「いつでも辞めて良いんだよ。身体が一番だから」
と言ってくれたけど、
年度末までは絶対辞めたくなかった。

他の先生に迷惑をかける。
1年も続かずに周りになんて思われるだろう?
担当クラスの子供達を年度末までみたい!

そんな思いで、母ちゃんは自分の身体のサインを全て無視した。
本当は何度も信号を出してくれていたのに…。
何度も何度も無視しつづけた。

そして3月末を迎え、
一旦担当のクラスも離れ、
上の子の入学と共にパートを辞めた。

ホッとしたのか、ここで母ちゃんの身体は大きな悲鳴をあげることになるのだった。
今日はここまでとなります(*^▽^*)
次回は『母ちゃん家から出られなくなる』をお届けします。
是非次回もお付き合い頂けたら嬉しいです♪

~第5話へつづく~

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30代2児の母。在宅でブロガー兼ライター。パニック障害発症後、仕事を辞め現在は在宅ワーク。家族で楽しく過ごすこと・キャンプ・雑貨屋めぐりが大好き。ノンフィクションの闘病記や小説・キャンプ情報などを記事にしてます。

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