〇腰の痛みが、ひざにきた！

重度の障害がある次男を抱っこしたり、
車いすを持ち上げて車から出し入れしたり、

バイオリンの練習をしたりするので、

わたしは常に首肩腰に痛みを抱えています。

長年の無理がたたったのでしょう。

ここにきてとうとう、
左ひざにも痛みを感じるようになってしまいました。

ひざのまわりだけでなく、ひざの後ろが痛いので、
ひざ関節というより、筋肉や腱なのかもしれません。

〇反張ひざという過伸展の一種

気になったのでいろいろ調べてみたのですが、

結論から言うと、

『反張ひざという過伸展の一種』
ではないかということです。

過伸展→
ひじとかひざとかが、
関節の可動域を超えて伸びてしまうこと。

反張ひざ→
ひざ関節の過伸展のこと。

つまり、

ひざの関節が本来の可動域を超えて伸びることで、
筋肉や腱などに過度に負担がかかって
痛みを感じたのではないかということです。

〇普段の姿勢に問題あり

普段立っている姿勢が、ひざ裏に力がはいり、
ビーンとのびてしまうと、
ひざが後ろに引っ張られるような格好になります。

この状態を横から見ると、
ふくらはぎが太ももの中心よりも
だいぶ後ろにいっているのがわかります。

一度、壁やドアから２～３センチ離れたところに立って
おしりや背中、肩をしっかりくっつけてみてください。

どこか、くっつかないところはないですか。

わたしは、反り腰、巻き肩なので、
おしりが当たって肩がつかなかったので、

骨盤を後傾して調整すると、
前に出たひざがすこし緩んで
重心が後ろ（かかと）にずれました。

すると、
ひざがとても楽になったのです！

こ、これか～！！

〇ずっと正しい姿勢だと勘違いしてきた

「ヒールの高い靴履くと良くないよ」っていうのは、
重心が前（つまさき）になり、ひざ裏がのびてしまうからです。

そうすると、バランスをとろうとしておしりが後ろに出て、
その状態でまっすくに立とうとすると腰をそってしまう…。

解消するには、
これの逆をすればいいのです。

わたしたち４，５０代の人は
こどもの頃に体育の授業や朝礼などで、

「気を付け！」
で、かかとをつけて、全身に力を入れてまっすぐ立つことを。

「休め！」
で、片足（左足）に重心をかけて立つことを。

当たり前のこととして受け入れて育ってきてるんですよね。

わたしはずっと、

ひざの後ろに力をいれて、ビーンとまっすぐに立つ姿勢を
『正しい姿勢』だと思っていました。

いまさら当時の教育を
どうのこうの言うつもりはまったくないですが、

『正しい姿勢』だと信じていたものが、
今の自分を苦しめているのだとしたら、

それはなるべく早く手放した方が
いいんじゃないかと思うんです。

もし、いま同じように
ひざの痛みや、なんとなく違和感を感じている人がいたら、
もしかしたら、『反張ひざ』が原因かもしれません。

病院にいってみてもらって、
ひざ関節に問題がなければ、

普段の姿勢や歩き方などが、
過度に負担をかけているのかもしれませんね。

※※※※※

わたしは、
『前かがみになると、ひざ裏が伸びる』で、
スキーのジャンプを想像しました。

あと、何の曲か忘れたけど
マイケルジャクソンのＰＶ。(笑)

参考にしたサイト

反張膝は膝の痛みの原因になるの？改善方法はある？ | リペアセルクリニック大阪院 (africatime.com)

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