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【ネタバレあり】『推しの子』4話の感想!

【ネタバレあり】『推しの子』4話の感想!


【注意】この記事にはネタバレが含まれます!!!

ごきげんよう、アニメが好きな同志諸君!
ライターの東雲あかりだゾ!

今回は2023年春アニメの『推しの子』4話を視聴した感想を書いたよ!

アクア、演技の才能がないってどの口が言うとるねんwwwww



ストーリーごとの解説

このドラマで何をするって言うんだ!!


©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

アクアはこのダメな作品で、かなが本来の演技力を発揮して演技できるよう何かを仕掛けるつもりらしく、念入りにカメラ位置やバミリ(役者の立ち位置を示す目印。)を確認する。

そして、本番が始まりアクアの出番になると……なんとアドリブを始めた!
アクアの演技にスタッフは困惑するが、良い画が撮れていると監督は喜ぶ!(劇作品の撮影に携わったことある人なら分かるんだけど、監督がカメラで撮影している映像が出ているモニターに顔を近づけたら、それは「これはいいシーンが撮れている!」と思っているってことなんだよね。)

そして、かなの相手役となる大根役者のモデルに近づく!そして台本にはないセリフ……っていうかこのモデルを直接煽りやがった!!!www
煽られたモデルはキレたらしく、セリフに怒気が交じる!
だが、このお陰で棒読みで下手クソな演技から本気でストーカーにキレている演技になった!
なるほど、アクアはこのモデルに上手い演技になるようにわざと煽って誘導したわけか!事前に確認していったのは、このためだったのか!有能すぎ!!!
そしてシーンは原作で最も見せ場な名シーンに。かな演技力の見せ場となるシーンだが果たして上手く出来るのか……!?

それにしても、かなの回想のシーン、セリフの言い方や内容がめちゃくちゃ重いのに演出がギャグテイストなの温度差ありすぎてオモロイwwwwwww

 

アクア、ルビーたちの高校生活が始まる!


©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

アクアとルビーたちは高校の入学式を迎える!芸能科がある学校だから当然だが、右を見ても左を見ても芸能人がいる様子。かなからそのことを説明されて芸能としての自覚を持ち始めたルビーは緊張するが、かながここはただの学校だから緊張する必要はないと諭す。

とはいえ、クラスに入るとそこは美男美女だらけ!この波に飲まれないよう気を張るルビーだったが眼の前にすごい子が現れる!!!!
確かにこれはすごい、色んな意味で!www

果たしてルビーは芸能科で上手くやっていけるのだろうか?!?!?!

 


全体の感想・考察・展開予想など

©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

いやぁ〜かながいい味しているよねぇ〜w
かなは正直に言ってしまえば脇役なんだけど、幼少期の頃から現在に至るまでの物語がしっかりと作り込まれているのすごいよねぇ〜。
子供の頃は「天才子役」持て囃されていて天狗になっていたけど、徐々にテレビ露出が減ってネットのおもちゃにされるという、正しく天国から地獄を味わった人物。だからこそ久しぶりの主役ってことで力が入っているのにも入るんだけど、その作品が手抜きで周りの出演者が皆大根だから、本気で演技できない苦しさがあるわけなんだけど、そのことが良く表現出来ていて、感情移入できるよねぇ〜。

そして、涙を流すシーンは今回のお話の一番の見せ所だったよねぇ〜。
あのシーン見てかなが好きになった同志も多いんじゃないかなぁ〜。

 

  ドラマの撮影シーンに関して思ったこと(長め)

ドラマの撮影シーンに関して言えば、監督の隣りにいたスタッフ(多分助監督?)があまりにも無能すぎる!!!!!

まず、あの環境下で本番中にスタッフが喋るって事自体がありえない。
劇作品はセリフの録音があるから、他の音を拾わないようスタッフは本番中一切音を出してはならないんだよね。
もちろん、完全に遮音されている、あるいは録音に全く影響しない場合は話すことはあるんだけど、もしあたしが同じ環境下で仕事していたら話さないし、話したら「お前黙れよ」って感じで睨まれると思うんだよね。
まぁ深読みすれば、指示しながら撮影できるよう工夫しているって可能性もあるし、メタ的に言えばアクアがアドリブをしているってことを示すための演出だから挿入しているわけだし、そもそもそんな些末なことはどうでも良いけどね。

どちらかといえば、あのストーリーの状況なら水の音付きの足音が有ったほうが良いのは演出やってる人間なら一発で分かるはずなのに監督に聞いているのが問題なんだよね。音がダメなら録音技師が止めろって合図するか、監督がカット入れるんだよね。
もちろん予定にないことをしたから問題だって思ったのかもしれないし、技術的に不都合と思ったのかもしれないけど、それなら録音技師と監督の顔色見れば分かるでしょって思うんだよね。というかそれで判断すべきなんだよ。じゃないと助監督なんて務まらん。
そして、録音技師が止めろと主張せず、監督もカットを入れていないってことは、それで良いって証なんだよね。

さらにアドリブが入った程度で困惑するし、演出プラン色々弄らないとってありえんだろwww
正直「え、君は初めて現場入った?wwwww」と思って笑っちゃったよねwww

割とドラマとかのメイキング見ている人なら知っていると思うけど、意外と役者さんのアドリブって多かったりするんだよね。
そして役者さんはその役についてものすごく良く考えているし、いわゆる憑依型の役者さん(その役に完全になりきるタイプの人)とかだとその役に完全になりきっているから、用意したセリフよりもより良いアドリブを入れてくれたりするんだよね。
だから演出やっている人間からしたら、それで画や話がもっと良くなるなら本当にありがたいことなんだよね。
そのために演出プランが多少変更になったとしても、あたしなら全然喜々としてやるよねw(そもそもどの程度変える必要があるのか疑問だけどねw)
この部分については監督の方も良い画が撮れたと喜々としていたし、プラン変更も厭わない感じだから多分あたしと同じ気持ちなんだと思う。

多分この助監督?は計画通りに撮影が進むことだけを考えていて、事前に設計したプラン以外のことは全て「トラブル」と思っているタイプなんだろうね。
そういう考えだから良い画とはなにか?とかそういうのを一切考えてなさそうなんだよねぇ〜。
まぁ〜当面監督はしないほうが良いねw

まぁこれに関してはあたしが映像演出のことを勉強していた経験が有って、劇作品の制作現場を見たことあるからそう感じてしまうって言うのはあるんだけどね。作品の本筋じゃないから、そこを指摘するのは重箱の隅を突くような意味のないことだって言うのは分かっているんだけど、この作品に対する期待が高いからこそ、そういうところでリアリティを削がれてしまうのが個人的にはすごく惜しいなって感じるんだよね。




最後に

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バーチャルライター紹介
「東雲あかり」
アニメや劇映画の感想担当。映像演出の観点から感想や脳内妄想を語る。

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