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1985年6月15日 「スタジオジブリ設立」

1985年6月15日 「スタジオジブリ設立」


1985年6月15日、日本のアニメーション業界において歴史的な一歩が踏み出されました。この日、スタジオジブリ株式会社(英: STUDIO GHIBLI INC.)が設立されました。スタジオジブリは、日本のアニメーション制作会社であり、日本動画協会の準会員でもあります。その名は世界中に知られ、数々の名作を生み出してきました。
 
スタジオジブリの設立は、宮崎駿と高畑勲という二人の巨匠による共同プロジェクトから始まりました。彼らは映画『風の谷のナウシカ』の成功を受けて、より自由な創作環境を求めて自らのスタジオを設立することを決意しました。この決断は、アニメーション制作における新たな可能性を切り開くものでした。
 
スタジオジブリの主力事業は、長編アニメーション映画の制作です。設立以来、数多くの名作を世に送り出し、その独自の世界観と深いテーマ性で多くのファンを魅了してきました。代表作には、『となりのトトロ』、『千と千尋の神隠し』、『もののけ姫』などがあります。これらの作品は、国内外で高い評価を受け、数々の賞を受賞しています。
 
1990年代中期以降、スタジオジブリはその活動の幅を広げました。短編アニメーション映画の制作や実写映画の企画、日本国外のアニメーションの公開やDVDの販売といった新たな挑戦を続けています。また、小冊子『熱風』の発行を通じて、アニメーションに関する情報発信も行っています。
 
さらに、音楽事業や三鷹の森ジブリ美術館への展示物の定期制作など、関連事業は多岐にわたります。特に三鷹の森ジブリ美術館は、ファンにとって聖地とも言える場所であり、ジブリ作品の世界観を体験できる貴重な場所となっています。
 
スタジオジブリはまた、他社のテレビ作品の動画グロスも請け負っています。これにより、他のアニメーションスタジオとの協力関係を築き、業界全体の発展にも寄与しています。
 
スタジオジブリは、日本テレビホールディングスおよび日本テレビ放送網の子会社でもあります。この関係により、ジブリ作品はテレビ放送でも多くの視聴者に届けられ、多くの人々に愛される存在となっています。
 
1985年6月15日のスタジオジブリ設立は、日本のアニメーション業界にとって重要な出来事でした。宮崎駿と高畑勲のビジョンにより誕生したこのスタジオは、数々の名作を生み出し、国内外で高い評価を受けています。今後もスタジオジブリは、その独自の世界観と創造力で、多くの人々を魅了し続けることでしょう。 

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