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2011年5月12日 「立川6億円強奪事件」

2011年5月12日 「立川6億円強奪事件」


2011年5月12日、東京都立川市柴崎町三丁目の日月警備保障立川営業所において、現金強奪事件が発生しました。この事件では、2人組の男が警備員の手首を粘着テープで縛り、暗証番号を聞き出し、金庫室内から現金が入った麻袋やかばん計70点を奪い逃走しました。事件の被害額は約6億円で、この時点で国内犯罪史上最高額でした。


被害に遭った現金は、郵便局株式会社がゆうちょ銀行から銀行代理店業務を、かんぽ生命保険から保険代理店業務を受託していたもので、貯金・保険窓口での支払い用に使われるものでした。また、この現金は東京中央郵便局から多摩地域の各郵便局に配送する目的で保管されていました。


この事件により、日月警備保障は郵便局会社からの収入が大半であった現金輸送部門の契約が解除され、営業停止処分を受けることになりました。その後、同社は貴重品輸送警備業務から撤退することを決定しました。


警視庁は立川警察署に捜査本部を立ち上げ、事件の捜査を進めました。防犯カメラの画像や購入記録から、実行犯2人が浮上し、暴力団関係者が逮捕されました。また、携帯電話の通話履歴から、組織的犯行の可能性が浮上し、計23人が強盗致傷罪等で逮捕・起訴されました。


事件後、逮捕者から約2億4千万円が回収されましたが、未だに残りの約3億6千万円が回収されていません。この事件は、日本の犯罪史上最高額の現金強奪事件として知られています。


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