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オレンジ英語日記#8「思わぬ産物」

オレンジ英語日記#8「思わぬ産物」


英語日記の続きです。

「英語は勉強するな」
「頭の回転が50倍速くなる脳の作り方」

という、画期的な本に出会った私。

やれることをとことんやっているうちに
頭の回転を速くして⁈
CDを聞きまくることの次にやったことは
聞いていたTOEIC模擬試験用CDを
そのまま使い、
ディクテーションする事でした。

苦痛の始まり第2弾でした( ̄ロ ̄lll)

聞こえた文章を部分ごとではなく、
文全体を聞いて書き出していきます。

とても1回聞いただけで書きだせません。

何回聞いても単語が何個か書けるだけで
文章にまでならないこともしばしば
吐きそうな苦しさでした。

進んでいるのか、止まっているのか。

地道な作業の先にあったのは
意外なことでした。

夜中に子供たちが眠る部屋で
勉強机に向かい
電灯をハンカチで覆って薄暗くして
続けた作業中
何かが動いた気配で振り返った私は
思いがけない言葉に胸を打たれました。

「がんばってね」

二段ベットの上から
5年生だった長男が声をかけてくれました。

一人で頑張ることが当たり前の中で
もがき、追い詰められていた私は
その励ましの力の大きさに
涙しそうになりました。

毎日「ただいまぁ!」の
言葉と同時にランドセルを放り投げ
友達の家に遊びに走る長男。

その姿からは想像できない
お穏やかな声。

私が何のために何をしているか
分かっていなかったであろう息子が
何かしら感じていたんだな、と。

なんともシンプルで穏やかな言葉
驚きと有難さが入り混じった
人生で忘れがたい一瞬です。

今でも苦しい時、
行き詰った時、
長男のこの言葉をあの状況のままに
思い出します。

すると
どんなことも
頑張れる自分がいるのです。

続く

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アラフォー時代に始めた0からの「本当に使える英語力」への道、夢の子ども英語教室に向けた熱い日々…ドタバタで真剣な体験を振り返って綴ります。
子供英語講師、カードカウンセラー/タロティスト愛琉(エル)、アクセスバーズプラクティショナー

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