〇マルチタスクに対する誤解

わたしはずっと『マルチタスク』に対して
誤った認識をしていたということは、
以前の記事にも書いた通りなのですが、

『自分の事情』は、切り離して考えよう
https://www.topview.jp/t629f06ffd3915-3761

ご飯を食べながら、YouTubeを見る。
車の運転をしながら、音楽を聴く。
家事をしながら、音声配信を聞く。

マルチタスクは、
一見効率よく時間を使っているようでいて
シングルタスクを高速で切り替えているだけなので、
どっちつかずの中途半端なものになるだけだ
ということを知ってから、

マルチタスクをやめるために
どうすればいいのかを考えてきました。

〇マルチタスクをやめるには

マルチタスクをやめて、
シングルタスクに切り替えるために
まず考えなきゃいけないことは、

やることを減らさなければならない

ということです。

ご飯を食べた後にYouTubeを見るとなると
時間が足りなくなりますよね。

ご飯を食べないわけにはいかないので、
YouTubeを見る時間をやめる、
もしくは減らすしかないのです。

今まであまり考えずに
見たいもの、興味のあるものを視聴していましたが、

娯楽的な動画はやめて、
見るものを厳選するようになりました。

〇何もしない時間をつくる

そして、シングルタスクの究極（？）である
「あえて何もしない時間」を
わざわざつくることにしました。

すっかり頭の中に染み込み、
習慣化してしまったマルチタスクから切り替えるために

強引にマインドフルネス状態にもっていく…。

一日わずか５分でも１０分でもいいです。

楽な姿勢で、目を閉じ
ただ、ぼーっと過ごす。

あるがままを受け入れる…。

時間に追われ、
マルチタスクがあたりまえだったことを考えると

なんという無駄な時間！
もったいなさすぎる！

と、思っちゃうかもしれませんね。

それでもいいのです。

無意識にボーっとするのではなく
時間を決めて、意識してボーっとしてみる。

ゆっくりと、
まわりの音に耳をすませてみてください。

誰かの話し声…

通りを走る車の音…

洗濯物が揺れる音…

樹々がこすれる音…

小鳥のさえずり…

遠くの工事の音…

自分の呼吸。心臓の音。腸が動く感覚…。

わたしはなにもしていない。

それなのにすべては動いている…。

なんて贅沢な時間なのだろう…

今まではただ無駄な時間だとしか思えなかったのに、

それはいつしか
贅沢で、有意義で、
かけがえのない時間に変わっていくのだと思います。

マルチタスクに傾いた自分の感覚を
どのくらい取り戻せるのか。

実際に自分で試してみます。

その結果も公開します。お楽しみに！

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