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#016 アイコンタクトは必要なのか

#016 アイコンタクトは必要なのか


アイコンタクト。

それは、
相手の関心を高め、
気持ちを引きつけるスキルです。
 
ただ、時々
 
✓ 相手の目を見る必要はない
✓ 相手の目を見て話すのはリスクが高い

という声も耳にします。
 
そこで、今回は「目を見て話す」は
アリかナシか、についてお伝えします。
 

1.アイコンタクトのメリット

 
アイコンタクトのメリットは、
心理学の実験でも裏付けられています。
 
「アイコンタクトが多い人は、
 (それが過度でない限り)一般的に
 より優秀で信頼でき、知的であると見なされる」
 
優秀で、信頼できて、知的。
 
こう思われるのであれば、
正直使わない手はありませんよね。
 
ですので、
良い印象を与えたいなら、
話し相手と目を合わせて話せる状況を作りましょう。
 
子どものころ、
「相手の目を見て話しましょう」
と言われたのは、おそらくこのような
メリットがあるからでしょう。
 

2.注意すべきポイント

 
とは言え、これには注意点があります。
 
先程(  )で書いた通り、
これがメリットになるのは、
「それが過度でない限り」です。
 
ずっと相手を目を見ていると、
さすがに仲のいい相手でも気まずいですし、
途中から我慢比べのようになります。
 
✓ 目上の人には反抗的と捉えられる
✓ 目下の人には高圧的と捉えられる

なんてこともあります。
 
また、目を合わせたことで

✓ 感情を高ぶらせる人
✓ 気を散らしたりする人

もいらっしゃいます。
 
このようなことがあるので、
「リスクが高い」と言われるのも
仕方ないことかもしれません。
 

3.アイコンタクトが苦手な方へ

 
これを読んでくださっている方の中には、

目を合わせようと思っても、
目を合わせるのが苦手…。

という方も、いらっしゃるかもしれません。

しかし、
無理をしすぎる必要はありません。
 
アイコンタクトが苦手な方は
「アイコンタクトの錯覚」
という現象をうまく使ってみましょう。
 
これはどんな現象かというと、
 
「人は相手が自分の目を見ていなくても、
 自分の顔の方向を見ていれば
 アイコンタクトをされたと認識する」

という現象です。
 
この方法を使いながら、
慣れてきたら少しだけ目を合わせてみる。

このようにゆっくり慣れていきましょう。
 

4.目が合わない人の印象

 
時々、全くといっていいほど
目が合わない人がいらっしゃいます。

仕事であれば、割り切って話をしますが、
そうはいっても
 
✓ 目を合わせてもらえないと悲しい
✓ マネージャーはアイコンタクトできて欲しい

という気持ちがなくなることはありません。

特にマネージャーには、
アイコンタクトができていて欲しいです。

社内の人間関係で重要視されているものとして、

「目配り」「気配り」「心配り」

という言葉があります。
 
仕事で欠かせない信頼関係を築くのに
忘れてはいけないのが「アイコンタクト」。
 
アイコンタクト1つで相手に好印象を与え、
場の雰囲気が一瞬で変わることもよくあります。
 
チームメンバーをまとめ、鼓舞する役割を持つ
マネージャーは活用できた方がいいですね。
 
また、人の感情は顕著に目に表れます。

メンバーがどんな思いでいるのか、
どんな状況なのかを知る機会としても
アイコンタクトは欠かせませんね。
 

5.まとめ

 
いかがですか。
 
アイコンタクトの良し悪しについて、
様々な議論があります。

様々な考え方がありますが、私は

「重要はコミュニケーション手法の1つ」

と考えています。
 
目を見て笑いかけてくれたら嬉しいし、
目を見て励ましてくれたら元気になります。
 
タイミングや限度もありますが、
コミュニケーションをとるときに
会話が弾むのは、目を合わせられる相手だと
私は感じます。
 
間違っても、
人が話している最中に
スマホを触っている人とは
そこまで会話が弾みません。
 
時にはスマホを置いて、
目を見て相手を話してみてください。

その人のことを
もっと知れるかもしれませんよ。
 
今回はこれで終わります。
ではまた。

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自分を磨いて職場で輝ける方法を発信|新しい働き方の提案や採用面接・研修講師を担当|面接実績3000人以上|対人印象・考える力・伝える力を伸ばしたい方向け|フォローすると、自分磨きの方法と、円滑な仕事の進め方が分かります