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テンプレートやマニュアルの上手な使い方について。

テンプレートやマニュアルの上手な使い方について。


さて今日は、「ジラ谷流のテンプレートの使い方・テンプレートに対する考え方」

というテーマで記事を書いていこうと思う。


最近はあらゆるものがテンプレート化され、非常に便利な時代になったなぁと。しかもただ形になるだけじゃなく、そこそこ質の良いものが手軽に作れたりするから、ますますこれらの虜になる人は多いのではないやろうか。




僕はつい最近、「Canva」というデザインツールを使い始めた。というのも、企画用のコンテンツなどに使いたいサムネや公式LINEのリッチメニューを自作したかったから。以前はデザイナーの親友に外注したりフリー素材から良さげなやつを使用したりしていたけど、使いたい時にすぐ使えなかったり、中々自分の理想に合うものと巡り合えないこともあったんよね。



「それならば、気分転換も兼ねて自分で作れば良くね?」という謎のモチベーションが湧いてきて、自作でサムネなどを作り始めたわけ。
正直デザインに関しては全くの無知で、キホンのキすら分からへん。


けど、

自分で使うものやからそこまで気にせずに、頭の中にある構想をできる範囲で形にし始めたと。


そんな中で良さげなテンプレートを見つけたから、ちょっと使ってみることに。


・・・


そしたら1時間半ほどで、自分が求めていた公式LINEのリッチメニューを作ることができた。







結構良くない!?

個人的には大満足。テンプレートって便利やなぁと。


で。



一方で、有料コンテンツとかで売られている

「コンテンツ作成テンプレート」

みたいなものは使わない。こういう類のものを使っている人が多いやろうし、何より需要がある。


でも僕は使わない。



この『使うテンプレートと使わないテンプレート』にはどんな差があるのか。


多分、テンプレートを使う人の心理として多いのは、


「手軽に時短に、そこそこ質の良いものが作りたい」

という類ものやと思う。




実際に僕も、良さげなものを手軽に作れたらいいな〜と感じていた。デザインを1から学ぶ意欲は今のところないし、そこまで没頭したりのめり込んだりもできない。でも良いものを作りたい。こういう矛盾したお願いを叶えてくれるものが、テンプレートなんじゃないかなと。



他方でコンテンツ作成に関して言うと、別に時間がかかってもいいから自分だけのものを作りたい。むしろ画一化されたものをコンテンツにして出すのは、僕の理念に反する。だからテンプレートは使わずに自分なりに良いものを模索しているんよね。




「本当に極めたいもの・深めたいものがあるなら、テンプレートに頼りっぱなしになるのは良くないんじゃね?」

と僕は思う。




確かにテンプレートを使えば手軽に良いものができるけど、自分の力になっているか?と言われれば、必ずしもそうだとは言い切れない。


思考して手を動かす重要なフェーズをスキップして、すでにある成果物を拝借しているだけやから。





もちろん、「テンプレートが必ずしも悪だ!」

なーんてことを言いたいわけじゃないで。実際に僕も使っているし。


大事なのは使いどころ。



本来かかるべき時間や手間を短縮し、そこで浮いた分を自分が伸ばしていきたい分野につぎ込んでいく。そういう効率化のためなら、どんどんテンプレートは使うべきやろう。



けど、「情報発信で成功したい」とか「面白いコンテンツを作って消費者を魅了させたい」みたいな目標があるのならば、地に足をつけてひたすらもがくことが求められる。テンプレに逃げたところで、みんながすぐに作れるコンテンツしか出来へんから。




『守・破・離』の守の段階で、慣れるためにテンプレートを活用していくなら、全然あり。
ただ、一度楽な方法を覚えてしまうと、自分で思考するのがだるくなってショートカットの癖がついてしまう。そうなれば、そのテンプレがないと何もできない状態になって、いつまでも量産型発信者のままで居続けることになるから。






基礎練で慣れるため。
他の分野に使う時間を捻出するため。



これらの要素を満たす場合に、僕はテンプレートを使うかな。



どの業界においても1流と呼ばれる人たちは、自分なりの哲学を持っている。それはテンプレから生まれたものではなく、自分の内側から溢れ出たもの。境地に到達するには補助輪を取っ払って、自分の足で歩みを進める他に道はない。



上手くテンプレを活用しながら、自分をレベルアップさせていきたいと思う、夏の日の午後であった。

ではでは今日はこの辺で。

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【世界と世界を繋ぐ人】就活を辞めて文章で色々なものを『繋げる』旅へと出発。|情報発信のフィールドに、様々な異世界から要素を持ち寄る『交流』を行い、唯一無二コンテンツを量産。視点の鍛え方、オリジナルコンテンツの作り方などを発信。0→1の先へ進みたい方はこちら→http://bit.ly/3KsVaWf

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