赤ワイン、白ワイン、ロゼワインの違いって何でしょう?
赤ワイン、白ワイン、ロゼワインの違いって何でしょう?
クリスマスやお正月も近くなり、ワインの出番も増える年末年始。
そこで飲むワインの基礎を知っていると、その知識の披露はせずとも、臆病にならないで済みます。
ここでは赤ワイン、白ワイン、ロゼワインの製造方法の違いを述べます。
◆女王のような風格の「赤ワイン」の製造方法
赤ワインはボルドーの美しい色合いで、血を連想させますね。
それもそのはず。
赤ワインの原料は、濃い色合いの黒ブドウだから。
黒ブドウと言うと、「巨峰」を思い浮かべて紫なのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、生食用ブドウとワインになるブドウは種類が違うのです。
ワンになるブドウは、巨峰などの「アメリカ系ブドウ」に対して「ヨーロッパ系ブドウ」と呼ばれ、粒が小さく本当に真っ黒なのです。
その黒ブドウの皮や種まで一緒に絞りとり、ブドウ果汁にしみ込ませて作るのが赤ワインです。
血のような色になるのも納得です。
◆高貴な貴族を思わせる「白ワイン」の製造方法
白ワインは、言わずもがな淡い白色と淡い黄色の中間のような色をしています。
そして熟成期間が長いほど、黄金色に近くなります。
それは白ブドウが原料だから。
しかもブドウの皮や種を取り除いて作るので、色がより薄くなります。
でもですね、黒ブドウを用いた白ワインもあるのです。
『ラダチーニ ブラン ド カベルネ』は、黒ブドウを軽く圧縮した後、低温で1時間ほど果皮を果汁に浸し、それをしたら果皮を取り除き果汁のみを使う製法で作られます。
ちなみに『ラダチーニ ブラン ド カベルネ』は、有名な赤ワインの銘柄『カベルネ ソーヴィニヨン』の白ワイン版という意味なのをご存知でしたか?
『カベルネ ソーヴィニヨン』100パーセントの白ワインが『ラダチーニ ブラン ド カベルネ』という訳です。
◆キュートなご令嬢やご令息を思わせる「ロゼワイン」の製造方法
あのバラ色は、本当に可愛いし、綺麗ですよね。
ロゼワインにはいくつか方法があるのですが、代表的なものを紹介します。
一つ目は直接圧搾法。
これは黒ブドウを用いながらも、白ワインの製造方法で作られるものです。
ブドウの皮が浸っている時間が短いので、淡いばら色になります。
二つ目は、セニエ法。
セニエとはフランス語で「血抜き」の意味。
黒ブドウを圧縮して、皮や種入りのぶどうジュースを浸漬するのまでは赤ワインと一緒なのですが、その後色がついてきたら果汁だけを抜き取り、別のタンクで発酵させます。
よって直接圧縮法と比べると、皮と接する時間が長くなり、濃い色のロゼワインとなるのです。
他にも白ブドウと黒ブドウの果汁を一緒に発酵させる方法などがあります。
いかがだったでしょうか?
ワインの基礎の基礎でしたが、少しはお役に立てたでしょうか?
私もふだんお酒を全く飲まないので、今回ワインを調べてその奥深さにびっくりしました(笑)
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
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血抜き~😆。そうなんだ。訳されると結構えぐいのありますよね。
1ワインって飲むほうは優雅だけど、作るほうは泥臭いんですよね。なんでもそうか。久しぶりにワイン飲んでみようかな。🍷
血抜きは中世ヨーロッパで行われていた老廃物などを血と共に抜くという治療法からきているんだそうです😅
1ワインのイメージは優雅そのものですが、作るのは地味に大変ですよね。泥臭い。確かに!
ロゼワイン飲むとき、血抜きとか考えちゃいそうなので、赤か白をおすすめしておきます(笑)
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