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障害者になってからの職探し

障害者になってからの職探し


障害者年金の申請も終わったので、次にハローワークに登録に行きました。

障害者手帳と、主治医からの働ける証明を書いてもらった書類を提出して、やっと求職登録が出来ました。

そして、障害者担当の窓口で相談に乗って頂きました。

やはりいきなり企業求人に応募と言っても、おさるが何が出来て何が出来ないかわからない部分があるし、今まで体力勝負のような仕事ばかりだったこともあり、まずは職業訓練に望むことにしました。

ハローワークを通して、失業手当を受給しながらスキルアップの為の職業訓練を受けることが出来ます。
講座の種類もたくさんあり、その中でも一番おさるが出来そうなパソコン教室にしました。

パソコン教室は、実際の専門学校の1部屋を間借りして、おさるのような失業者さん30名と約3ヶ月間毎日行われました。

パソコン教室の内容は、本当に基本的なところから検定を受けるところまででした。
そこで、先生にいろんなことを学び、検定も受かることが出来ました。
久しぶりの学生生活で、本当に楽しく学ぶことが出来、とても嬉しかったです。

そこで無事パソコンスキルを身に着け、いざ求人に応募しました。

その時応募したのは、ある電気会社で、事務の補助のお仕事の障害者専用求人でした。
指定された日に面接に伺うと、社長を始めとする各営業所の所長など総勢15名ほどの面接官が座っていてさすがのおさるも少し緊張しました。
そして2時間ほど、みっちり細かいところまでお話しさせて頂きました。

その面接の2日後電話がありました。おさるとしては、あんなに細かいところまでお偉方と一緒に面接出来たので、てっきり採用で次の出社日の電話かと思いきや不採用の連絡でした。
不採用の理由は、

足に障害があり、杖を使っているのでファイルなどを別の場所に移動出来ないだろうから。」

というものでした。これを聞いて、障害者専用求人であるのに障害を理由に不採用にされるのは納得出来ないと、すぐにハローワークに申し立てました。

いくら大きな会社とはいえ、こういうことが起こるんだと痛感しました。
このこともあったので、希望するところに応募するやり方でなく、ハローワーク側で企業に確認して紹介してもらう方法に変えてもらいました。

それで紹介されたのが、現在の高校の職場です。おさるの卒業した母校でもあるので、二つ返事で応募して面接に行きました。

久しぶりに母校に行き、玄関をくぐると懐かしい当時の先生が数人まだ残っており、大歓迎されました。
本当に温かくてありがたいなと思い、出来る限りの力を尽くそうと決心出来ました。

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私自身「多発性神経炎」を患い、左足が麻痺している身体障害者です。障害があると、仕事を探すにも就職しても様々な制限があります。
さらに、ひとり親で二人の娘を育てていました。その経験から、PCのスキルを高めると、仕事を探すにも就職してからも非常にプラスになります。

現在では障害者雇用求人が確立され、仕事自体はたくさんあります。しかし、現状は厳しい状況です。

障害のある方の中には、人と対面で仕事するのが難しかったり、出社するのが難しいなど様々なことがあります。

ひとり親の方も同様で、子どもを預けなければいけない、子どもの為に自分が頑張らなければいけないなどがあります。

そこで、ExcelやGoogleスプレッドシートが得意であるとか、Webサイトを作れる、Wordpressでブログを作成できるなどのスキルを身に付けられれば

仕事をする、探す上で非常に幅が広がります。

このスキルがあれば、自宅でお仕事も可能になるし、仲間と一緒に運営もできます。
そんな思いから「おさるのパソコン教室」やブログを運営しています。

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