#68【葛飾北斎】百物語「こはだ小平二」
#68【葛飾北斎】百物語「こはだ小平二」
2023/07/6 01:49 |
394
文字
皆様こんにちは!
絵画インストラクター松本です。
葛飾北斎の「百物語」は
見つかっているもので5作。
今回は「こはだ小平二」の解説です!
こはだ小平二
ガ、ガイコツがっ・・・!!
骨や筋肉の繊維がリアルで怖すぎます!!
江戸時代、怪談ブームがあり
それにちなんだお話や絵が流行しました。
百物語とは怪談話をする夜会のことです。
こはだ小平治は
妻に浮気され、浮気相手に殺されてしまいました。
復讐をするために
恐ろしい姿で寝所へきたところの絵です。
蚊帳の上から顔をだしています。
解剖学の知識があった北斎ならではの
リアルな表現となっています。
C構図
北斎といえば構図!
今回は全体をみると
アルファベットの「C」の構図が
使われています。
ちょうど蚊帳のふちがCを倒した形に
見えますでしょうか?
このような構図を
C構図といい
モチーフを印象的に切り取ることが出来ます。
それではまた次回!
(^^♪
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小平二さんのエピソードが切ないですね……。そりゃ、化けて出てきたくなりますね。C構図分かりやすかったです!読ませていただき、ありがとうございました!祈安!(一郎丸ゆう子様の真似をして、使ってみました!)
2江戸時代にも不倫ってあったのですね。小平二さんが化けて出るわけです。(^^;)「祈安!」が分からなかったので調べました。イティハーサという漫画の最後に使われているそうですね。よく分かりませんが、祈安!使い方を間違ってたらすみません💦
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