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即答できない「Yes」

即答できない「Yes」


「Yes」を即答できる時とできない時って、ありますよね。



私の場合、一番に思いつくのは、「交流会」と名の付く場へのお誘い。

面識のない方々が集う場が苦手なことと、名刺を手裏剣のように配ることの意味がいまひとつ理解できず、

結果的に楽しめないからです。



仕事を始めた頃は、「頑張って」参加していました。

人との繋がりを少しでも多く持った方がいいだろうとか、

個人事業主になった以上、こういう場には行くものなんだろうとか、

意気込んでいたのだと思います。

また、「せっかく誘ってくださったのに、お断りするのは申し訳ない」と、自分の軸が定まっていなかったことも一因です。



しかし、参加したところで大した繋がりが持てるわけではなく、

高い参加費を納めても大した飲食もできず、名刺ばかりが目減りしていくことに、

「これは投資ではなく、無駄遣いだ!」と感じるようになり、

その場で浮いているように感じて、楽しくもなければただ疲れるだけ…と、

だんだん億劫になっていきました。



ある社長さんとお話しする機会をいただいた際、

「僕はね、交流会って嫌いなんですよ。」との衝撃発言が飛び出しました。

世の社長さんこそ、様々な交流会で人脈を築いておられると思い込んでいた私、

思わず「え、マジですか!?」。

よくよく伺うと、交流会に対して、私が抱いていたことと同じような印象をお持ちでした。

「必要な時に、会いたい人と会えればいいと思っています。」とも伺って、

無理に行く必要はないんだな...と、溜飲が下がりました。



いま冷静に振り返ってみれば、

無理して参加→楽しめない→せっかく来たんだからと頑張る→表情や態度がこわばる→

そんな人に声をかける人は少ない→人と話せないから楽しくない→浮く→疲れて終了。。。

という流れが何度も続いていました。



そこへ、先の社長さんのひと言!

ようやく「無理に参加しない」という決断ができました。

たとえお付き合いであっても、無理と感じる場合はきちんとお断りするようにしました。

苦手を克服するより、得意を活かそうと思い、「一対多」ではなく「一対一」の出会いに注力できるようにもなりました。



前置きが長くなりましたが、、、

即答のできない「Yes」は、限りなく「No」である

私はそう思います。



かつて、交流会へのお誘いに対して、

本当は行きたくないのに「行っといた方がいいかな」「断る理由がないもんな」などとグルグル考え、

無理やり「Yes」のお返事を絞り出していました。

そりゃ楽しくないはずだ(笑)



このように、しばらく考えないと出ないような「Yes」は、「No」の裏返しです。

本音に逆らって思考を優先させても、良い結果が得られないことが多々あります。

その時に即答できるのは「Yes」なのか「No」なのか?

心の声に従うことが、無理のない生き方や自分らしい生き方に繋がるように思います。






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