【キャッチコピー事例】小笹美和さま
【キャッチコピー事例】小笹美和さま
京都相続診断士会会長・株式会社ここはーと相続事務所 代表取締役の小笹美和さん。
https://www.facebook.com/ozasamiwa
介護に強い上級相続診断士(相続・介護コンサルタント)さんです。
一般的に「介護」と「相続」は別物として捉えられるとのこと。
なぜなら、介護の世界で「相続」は死を連想させるためタブーとされているのだそうです。
しかし美和さんは、介護と相続の両方の相談を受けられることを、ご自身のウリとされています。
なぜその両方に詳しいのか?
答えは、美和さんの経歴にあります。
子育てが一段落した頃、介護職の事務のお仕事で社会復帰をされた美和さん。
そこで、介護ヘルパーのサービス提供責任者になられました。
その後、区役所の介護福祉課へ転職。
そこで介護保険認定のことを学び、ケアマネージャー資格も取得されました。
ところが、ケアマネを続けているうちに体調を崩し、一旦休職。
区役所の福祉課に嘱託職員として復帰後、訪問調査に携わられました。
介護の現場に立ち入ったことで、ケアマネ・役所・介護事業者・利用者・家族のそれぞれの立ち位置が手に取るようにわかるため、きめ細かいアドバイスができるのだそうです。
相続については、相続診断士の資格を取得してからのスタートだったとのこと。
美和さんが50歳の頃、京都市の嘱託職員の全解雇が決定したことで、いろいろな思いが巡りました。
「今後、何をやっていこうかな…。介護職はキツイなぁ。」
「介護と何かを掛け合わせたいなぁ。」
「その ❝何か❞ って何だろう?」
「❝相続❞ だ!!」
(介護ヘルパーさんやケアマネさんからは「よくそこへ辿り着いたね!」と驚かれるそうです。
だって、業界のタブーをぶち破ったんですものね。)
そこから相続診断士の資格を取得。
取得後すぐに京都相続診断士会の副会長に抜擢されました。
(ご本人曰く「まだ少人数だった上に、女性が珍しかったからなんですよ。」)
1年間の副会長職を務めた後、交代で会長職に就任。
そして2020年に株式会社ここはーと相続事務所を設立されました。
キャッチコピーのご相談をいただいたのは2021年9月。
美和さんは度々「一家に一人 小笹美和」と発言しておられます。
それは「いざという時に、ポン!と顔が浮かぶ人でありたい」という思いからです。
そのためのキャッチコピーが欲しいとのご要望でした。
「美和さんが提供できるものは何ですか?」との問いの答えは「安心」。
いつでも相談できる、一人ではできないことを一緒にやってもらえるという安心感を持ってほしいとのことでした。
相談者の様子をつかむために、初めての相談は電話やメールではなく、必ず対面かオンラインで受けられるとのこと。
相続や介護には、家の中のことやお金のことが深く関係するので、相手に心の扉を開いてもらうために徹底されていることの一つだそうです。
インタビューのキーワードとなったのが「私、お節介ババアをやりたかった」とのご発言。
このひと言に、美和さんの人情味の厚さや、ケアのきめ細やかさが凝縮されていると感じました。
ここから20案ほどの提示を行い、決定したキャッチコピーが『ハートフルに終活をサポート』です。
「終活」というワードの使い古された感を気にされたのですが、
◆重くなりがちな「介護と相続」というワードを、少しだけ明るく前向きに捉えられること
◆現場では使い古されていても、相談者にとっては解りやすくキャッチーなワードであること
を説明し、ご納得いただけました。
「相続だけだと「遺言書を作って安心」で終わってしまう。そこから介護の必要が生まれるかもしれない。」
「終活は、早く始めた分だけ考える時間を長く取れる。」
「相続を ❝当たり前のこと❞ にしたい。気軽に「こういう考え方でいくわ~」と決めておくだけで、『争族』が無くなる。」
「相続は、終わると安心できる。」
聞けば聞くほど『一家に一人 小笹美和』だな…と痛感した次第です。
キャッチコピーに必要なことの一つは、「伝わりやすさ」だと思っています。
発信する側の思いと、受け取る側の理解が繋がって初めて「伝わる」からです。
インパクトのある「刺さる言葉」と、平たい表現で確実に伝える「掴む言葉」を使い分けていきたいものです。
『あなたの全てを表す究極の肩書き』をはじめとした言語化コンサルティングの詳細は、以下のHPをご参照ください。
https://www.hanayagi-style.com/
https://www.facebook.com/ozasamiwa
介護に強い上級相続診断士(相続・介護コンサルタント)さんです。
一般的に「介護」と「相続」は別物として捉えられるとのこと。
なぜなら、介護の世界で「相続」は死を連想させるためタブーとされているのだそうです。
しかし美和さんは、介護と相続の両方の相談を受けられることを、ご自身のウリとされています。
なぜその両方に詳しいのか?
答えは、美和さんの経歴にあります。
子育てが一段落した頃、介護職の事務のお仕事で社会復帰をされた美和さん。
そこで、介護ヘルパーのサービス提供責任者になられました。
その後、区役所の介護福祉課へ転職。
そこで介護保険認定のことを学び、ケアマネージャー資格も取得されました。
ところが、ケアマネを続けているうちに体調を崩し、一旦休職。
区役所の福祉課に嘱託職員として復帰後、訪問調査に携わられました。
介護の現場に立ち入ったことで、ケアマネ・役所・介護事業者・利用者・家族のそれぞれの立ち位置が手に取るようにわかるため、きめ細かいアドバイスができるのだそうです。
相続については、相続診断士の資格を取得してからのスタートだったとのこと。
美和さんが50歳の頃、京都市の嘱託職員の全解雇が決定したことで、いろいろな思いが巡りました。
「今後、何をやっていこうかな…。介護職はキツイなぁ。」
「介護と何かを掛け合わせたいなぁ。」
「その ❝何か❞ って何だろう?」
「❝相続❞ だ!!」
(介護ヘルパーさんやケアマネさんからは「よくそこへ辿り着いたね!」と驚かれるそうです。
だって、業界のタブーをぶち破ったんですものね。)
そこから相続診断士の資格を取得。
取得後すぐに京都相続診断士会の副会長に抜擢されました。
(ご本人曰く「まだ少人数だった上に、女性が珍しかったからなんですよ。」)
1年間の副会長職を務めた後、交代で会長職に就任。
そして2020年に株式会社ここはーと相続事務所を設立されました。
キャッチコピーのご相談をいただいたのは2021年9月。
美和さんは度々「一家に一人 小笹美和」と発言しておられます。
それは「いざという時に、ポン!と顔が浮かぶ人でありたい」という思いからです。
そのためのキャッチコピーが欲しいとのご要望でした。
「美和さんが提供できるものは何ですか?」との問いの答えは「安心」。
いつでも相談できる、一人ではできないことを一緒にやってもらえるという安心感を持ってほしいとのことでした。
相談者の様子をつかむために、初めての相談は電話やメールではなく、必ず対面かオンラインで受けられるとのこと。
相続や介護には、家の中のことやお金のことが深く関係するので、相手に心の扉を開いてもらうために徹底されていることの一つだそうです。
インタビューのキーワードとなったのが「私、お節介ババアをやりたかった」とのご発言。
このひと言に、美和さんの人情味の厚さや、ケアのきめ細やかさが凝縮されていると感じました。
ここから20案ほどの提示を行い、決定したキャッチコピーが『ハートフルに終活をサポート』です。
「終活」というワードの使い古された感を気にされたのですが、
◆重くなりがちな「介護と相続」というワードを、少しだけ明るく前向きに捉えられること
◆現場では使い古されていても、相談者にとっては解りやすくキャッチーなワードであること
を説明し、ご納得いただけました。
「相続だけだと「遺言書を作って安心」で終わってしまう。そこから介護の必要が生まれるかもしれない。」
「終活は、早く始めた分だけ考える時間を長く取れる。」
「相続を ❝当たり前のこと❞ にしたい。気軽に「こういう考え方でいくわ~」と決めておくだけで、『争族』が無くなる。」
「相続は、終わると安心できる。」
聞けば聞くほど『一家に一人 小笹美和』だな…と痛感した次第です。
キャッチコピーに必要なことの一つは、「伝わりやすさ」だと思っています。
発信する側の思いと、受け取る側の理解が繋がって初めて「伝わる」からです。
インパクトのある「刺さる言葉」と、平たい表現で確実に伝える「掴む言葉」を使い分けていきたいものです。
『あなたの全てを表す究極の肩書き』をはじめとした言語化コンサルティングの詳細は、以下のHPをご参照ください。
https://www.hanayagi-style.com/
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