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良い意味での「どうでもいい」

良い意味での「どうでもいい」


今期一番の冷え込みで、私の住む京都でも雪化粧の朝を迎えました。

山間部や日本海側では、雪による様々な影響が出ているようですね。

どうぞご安全にお過ごしください。




「どうでもいい」という言葉は、面倒くさいとか自分には関係ない(関わりたくない)という場合に使われることがほとんどです。

なんだか投げやりなイメージを持つ言葉でもあります。

思春期の子が、ちょっとだらけた雰囲気で「別にぃ~どーでもいいしぃ~」(←ここはぜひ発声してみてねw)と発言するような感じですね。



最近、この「どうでもいい」って、実は「どのようでも良い」「どちらでも良い」ということなんだなと思うようになりました。



人にはそれぞれに思想やこだわりがあり、「こうでなければ・こうあるべき」という自分の中での規律のようなものを持っています。

それは自律をするために必要なことです。

しかし、それが「絶対」と思い込むことはとても危険だと感じます。

なぜなら、「絶対」であるがゆえに他人にもそれを求めたり、押し付けたり、その枠からはみ出す人を「ダメな人」とジャッジしたり、批判したりしてしまうからです。

そうなることで日常的に不満やイライラがつのり、精神だけでなく肉体も健全な状態ではなくなり、他人との争いごとも増えることでしょう。

そして、物事に対する考え方や捉え方は顔つきに表れるため、他人からは「険しい人」というイメージを持たれることでしょう。



そこでうまく活用したい言葉が「どうでもいい」です。



自分の絶対は他人の絶対ではありません。

どちらが良いとか悪いとかではなく、どちらもアリ、つまり「どのようでも良い、どちらでも良い」のです。

そう思えるようになると、他人や物事に対して不満や批判を抱くことが少なくなります。

「自分の絶対は、本当に絶対なのだろうか?」と、自分を俯瞰する余裕さえ生まれます。

そして大抵、「あれ?結構どうでもいいことだったんじゃね?」と気付くことになります。



かくいう私も、夫に対して「なんでそうなの⁉」「なんでこんなこともできないの⁉」と、いちいち腹を立てまくりの30年を過ごしておりましたが、

最近では心底どっちでも良くなって、「ああ、そうなの」「これができないんだね」と大抵のことはゲラゲラ笑ってスルー出来るようになりました。

良い意味で「そんなに深入りしなくてもいいじゃないか」と思えるようになったのです。

こうなったら楽ですよ~、マジで。

毎日、気分が軽いこと、軽いこと(笑)



「どうでもいい」を理解し、体得することが、

メンタルを健全に保つために必要とされる「中庸」「ゼロポイント」に繋がるのではないかと思うこの頃です。





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